書く習慣

【書く習慣をよんで】

 人と顔を合わせて会話するのが苦手。大人数での飲み会では「さっさとアルコールをチャージして」酔っぱらうことで緊張せずに人と話せる。そんな著者が書くことに出会い、ライターとして活躍している。書くことで生きていられるという。「書いているだけで」どんどん世界が広がりついに出版されたこの本。この本は、多くの方が感じている書くことが苦手、スキになれない、書くことが習慣化しない、こんな悩みに答えることができる名著です。書くことがスキになれば習慣化するし、自分の想いを伝えることができるし、ワクワクするし、毎日が楽しくなる。どのようにすればそんなことが出るのでしょうか。

【書くことを好きになるとは】

  書くことがスキになるために必要なこと、それは、「自分語り」をすること。誰かのためにとか誰かの役に立つことを書こうなんて思わなくていいのです。思ったこと、感じたことを「うわぁ~」と書いてしまえば自分らしさがあふれでます。何も難しく考える必要はありません。

【書くことが習慣化する】

 そして習慣化。文章を書き始めるのに気合なんていりません。日常の生活に無理なく書き始める仕掛けをしておけばいいのです。

スマホのホーム画面にメモアプリ、リビングや寝室に手帳、パソコンのブックマークに「書く」ツールを入れておく。書き始める導線を作っておくのです。

書く内容もその時の気持ちを文章にすればいいだけ。毎日5分だけ書く時間を設ける、日常生活の隙間時間を活用する、誰かに書くことを宣言する、など、習慣化につながる方法を取り入れていくのです。ツイッターで発信していくことも習慣化の手助けになります。

 

【書くネタ探し】

 習慣化すればするほど書く量が増えてネタを探すのも大変!と思ってしまいますよね。でも安心、あなたの「日常」は、他人にとって「非日常」なのです。たとえダラダラ過ごした一日もその日感じた気持ちを文章にすれば同じように過ごした読者の共感を得られるのです。

さらに、文章の質についても全く心配ご無用。難しいテクニックや「ビジネス書」にあるような理路整然とした文章でなくてもいいのです。むしろ中学生でもわかるような簡単な言葉をつかって書いた文章の方が伝わりやすい。学生時代のトラウマに縛られる必要はないのです。いい感じにまとめようとせず、自分らしく言葉を紡いでいけばいいのです。

【書くことによる効果】

そしてもう一つ書くことによる効果。それは書くことで心のモヤモヤが晴れることです。心の中のもやもやを紙に書きだすことによってそれらが可視化され、自分という人間を発見することができるのです。他人は気づいていて知らない自分、他人も自分も気づいていない自分を発見することができるのです。

 素直に自分らしく思ったことをわかりやすく綴ることで知らぬ間に文章が拡散し、共感したり応援したりしてくれる仲間が増えてくる。自分の文章が勝手に世の中を動き回り仲間を連れてくるのです。何気ない一日も特別な一日になる、そしてそのように蓄積した文章が思わぬキャリアのカギが開かれることにもなるのです。

【最後に】

 書くことがスキになる方法、そして書くことを習慣化するほ方法について興味があるあなた、是非上のリンクをクリックしてこの本を手にしてみてはいかがでしょうか。