
【「文書術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた、を読んで】
仕事では、メールや業務報告、プライベートでは、SNSやブログ。情報化社会が発達した今、文章を読み書きする機会が増えてきました。ことさら書く時に悩むのが、「伝わるのだろうか」という不安。残念ながら自分が書きたいことを書きたいように書いているうちは、伝わる文章になっていないことが多いようです。文章は、相手に読ませるもの。つまり相手に寄り添い、相手がわかるように書かないと思いが伝わりません。
【では、伝わる文章の絶対ルールってあるの】
そこは、誰しも知りたいところ。文書術の本を求めて書店にいくと数多くの本が売られていることからも分かります。一体どれが自分に役立つ本なのか、わからない。それごもっともです。
そこで、プロのライターである筆者2名が「書き方」、「伝え方」をテーマにしたベストセラー100冊を購入。それらの中から作者が大切だ、としている共通なことを取り出し、ランキング形式にまとめ、みごとに伝わる文書のルールが抽出したのです。
【文書術のベストセラー100冊の選び方】
本書によると100冊の選び方は、下記のStepで実施。
Step 3. 共通のノウハウをリスト化する
Step 4. ノウハウをランキング化する
抽出されたのは40項目のルール。1~40位まで重要順に並んでいます。特に1~7位は、多くの著者が大切だ、としている最重要項目。すべての人に有益な基本ルールです。さらに8~2位、21~40位と文書を書く人は押さえておきたいポイントが一目瞭然に整理されているのです。
【こっそり教えて。伝わる文章の絶対ルール】
あまり詳しくい書くとネタバレになるのでここでは書けません。一つ言えることは、40項目のほとんどは、一度は聞いたことがあるすでに巷で言われているテクニックでした。だけれども本書のすごい所は、それらがランキングされていること。ランキングを確認することで各項目の重要性がより明確になるのです。さらに100冊を読んだ徹底的な調査の結果。信憑性もしっかり担保されているのです。
【本当にその絶対ルールを知れば伝わる文章がかけるの】
絶対ルールを知るだけですぐに伝わる文章が書けるなんで虫のいい話本当にあるのでしょうか。本書では、そのような読者の疑問に答えるべく、章末に本書で紹介されてるテクニックを使った添削例が示されています。具体的な添削前後の文章を比較することで、「伝わる文書」を書くコツがよりはっきりと理解することができます。
【最後に】
伝わる文章を書く方法、文章を日頃書いているみんなが持つ疑問に答えてくれる本書。興味がある方は、是非上のリンクをクリックしてこの本を手にしてみてはいかがでしょうか。