コロナや戦争など世界を取り巻く状況は厳しくなるばかり。
今あなたがお勤めの方も将来会社がどうなるか、誰も予想は出来ません。
これからは個が稼ぐ力を身につけていく時代。
そうでないと大きな環境変化の波にのまれてしまいます。
そこで、今注目の働き方として関心を集めているのがwebライター。
webライターは、文章が書けさえすれば副業にしても、本業にしても十分稼げる職業です。
ただ、実際どうすればwebライターになれるのか、webライターとして心得ておくべきことはなんなのか、具体的な方法は、わからないことだらけ。
そこで今回ご紹介する「文章だけで月100万円稼ぐ方法」。美容師だった著者の経験に基づく、月100万円を稼げるようになるまでの経験が余すことなく紹介されています。
副業レベルで習得すべきスキルとは
Webライターになってわずかばかりのお金が稼げたからと言ってすぐには、専業にはなれません。そもそもこの先自分がどのくらい継続的に稼げるかわからないし、いきなり本業の収入の道を閉ざすなんてリスクが高すぎます。ではWebライターとして継続的に仕事を受ける最低限、必要な知識はどのようなものがあるのでしょうか。この疑問に、著者は、読みやすい文章を作る10のルールを紹介してくれています。
- 主語、述語、修飾語を使い明確に説明する
- 意味の切れ目に読点をうつ
- 長文は主語と述語を近づける
- 一文に入れるメッセージは1つ
- 並列の要素は箇条書きにする
- トートロジー(同語反復)を避ける
- 文末のバリエーションに配慮する
- 回りくどい表現を避ける
- こまめに改行する
- 一文の長さは40~60字、長くても100字前後に収める
基本ですが、基本であるからこそ、このルールから逸脱しないように細心の注意を払って書き進める必要があります。納品されたクライアントに低評価をつけられないようにこのルールは必ず押さえておきたいところ。さらにリード文やまとめ文の書き方、本文を書く上で知っておくとよいPREP法などのテクニックも紹介されています。
webライターは、SEOの理解も重要
SEOとは、Search Engine Optimizationの頭文字で、Googleの検索上位に表示される仕掛けのこと、キーワード選定や読者にわかりやすい文書や記事構成。読者のなやみにきっちり答えているかなどの要素が必要とされています。記事の目的はWeb上で公開される文章です。Googleで検索されやすいこともクライアントが期待する要件になります。
そこで、まずは隙間時間を利用してWebライターを経験してみるのです。ある意味Webライターは、副業にもってこいです、パソコン1台あればできる、隙間時間を利用して効率的に仕事を進められる、請け負う量も自分で調整しできる、などです。
webライターとして仕事を始めるために
ある程度文章術が身についているなら早速、仕事を請け負ってみましょう。その時に活用できるのがクラウディングサービス。有名どころは、ランサーズとクラウドワークス。
登録料は、誰かに仕事を依頼する側として使わない限り無料です。メールアドレスさえあれば簡単に登録できます。実際の登録ではクライアント側に自分のことを知ってもらうためのプロフィールを作成する必要がありますが、この方法や書き方も丁寧に説明があります。
月15万円を稼ぐためには
月15万円以上稼ぐためにはクライアントとの関係、記事構成、情報の確からしさなど、もう少し高度なスキルが必要になります。このスキルを習得できればいわゆるお得意さんができますし、文字単価も上げてもらえます。そして、15万円を稼げるようになれば、次のステップ、50万円も現実味を帯びてくるのです。
月50~100万円を稼ぐためには
Webライターとして月50万円以上稼ぐ人はより文書力がある人と思うのは早計です。文書力は大きく変わらず、むしろプロとしての自覚、営業がものを言う世界です。優良クライアントとのお付き合いが増える、おなじライターとのつながりが構築され情報交換ができる、などの要素が重要になってきます。また、より専門性の高い記事で文字単価の高い仕事を請け負うと共に、クライアントとの抱える仕事も巻き取ってより価値を提供できることがこのレベルの条件になってきます。
最後に
ますます厳しくなる世界情勢。寄らば大樹の陰というのはずっと昔の話。これからは個人が稼ぐ力をつけていないと生き残れません。文書力で勝負したい方は、「文章だけで月100万円稼ぐ方法」を読んでたくましく、力強く生きていこうではありませんか。