商品を販売する時にはペルソナの設定は大切。
特に女性には特有の購買心理が働くのです。
では、女性にモノを売る時に知っておくべきことはなに?
この本を読むことで女性をターゲットとした販売の方法を知ることができます。

著者の谷口理恵子さんは、インターネットセールスマーケティングの最前線で30代以上の女性をターゲットに「売るための文章」を書き続けてきた女性セールスコピーライターだよ。
セールスコピーライターってどんな仕事?


セールスコピーライティングとは、ホームページやメールなどを通じ、お客様が思わずに購入してしまう文章を作るのが仕事。
ただ書くのではなく、商品やサービスの特長の中からお客様の心に響く「魅力」をわかりやすい「メッセージ」にするプロフェッショナルなんだ。
この本を読むと、誰にでもすぐに女性にモノを販売するコツが習得できるのね。

女の子はお姫様を夢見る


子供のころの遊びはなんでしたか?私(男)はウルトラマンごっこ。ヒーローになり切って悪者(弟)をやっつける。弟はたまったものじゃないですが、とにかくヒーローが大好き。
女子はお姫様ごっこ。たとえ義母に床掃除を命じられても本当の自分はお城の王女様。いつか王子様とめぐり合って永遠の幸せを手にするの。そんな夢を持ち続けているのです。

女性に必要なものは、本来の自分に誘う魔法の商品。一瞬でお姫様になることが現実になることがイメージできる売り言葉に引き付けられるのです。
考える前の「無意識」に訴える

女性に伝えたい内容を説明する時は、色、登場モデル、配置、構図、配色、フォント、すべてのパーツを組み合わせ素敵なイメージを盛り立て、その中に本来の自分がいることを提示してあげるのです。
その世界に必要なのがこの商品であることを示せば、すでにかいものかごに商品が入っている状態に。
女性にはあこがれの世界があるの。


商品を売る時、写真や映像あらゆる情報を駆使して女性にイメージしてもらうのがいいのかな。
感情に訴え、夢に誘い、特別な存在であることを強調する

女性の感情に響くのは、商品の性能に関するうんちくではありません。実際に使っているときの感覚。ふんわり、もちもち、すべすべ、しっかり。こんな商品を待っていたわ、って思ってもらえる擬音語、擬態語を使ってアピールするのです。数字は逆効果。あくまでも補助的に使い、話し言葉で語りかけるような文章が距離が縮まって親しみを持ってくれます。
ふんわり、もちもち、すべすべ、ふわふわ♡

不安を払しょくして購入してもらうまでに迷うポイントを残さない

お客様を夢の世界に誘ったら、あとは購入してもらうのみ。
ここで最後の一押しが必要。なぜなら、少しでも不安があれば買ってくれなくなります。
夢が覚める前に大事なのは、不安の払しょく。すこしでも、何かおかしいな。と感じられたらもう戻ってきません。
迷うポイント、次のアクションなど、できるだけ親切に提示してあげましょう。せっかく買おうかな、と思っているのに買い方がわからなければ離脱されます。
最適な答えを案内してあげよう。
繰り返し買ってもらうために

せっかく購入してもらったお客様。
どうせならリピーターになってもらいませんか。購入後のフォローの仕組みは大事です。
まいどありがとうございます!

忘れられる前にステップメールなどで、定期的な交流を続けましょう。初回お試し価格、その後継続購入というのもお勧め。
ご新規開拓よりリピーターになってもらう方がずっと低コストなのです。
文書力とウェブマーケティングを強化したいなら「ネットで「女性」に売る」を読もう まとめ
世の中には商品が溢れています。
消費者は数ある商品から気に入ったのを選ぶだけ。
でも今の世の中、実は商品ごとの性能の差はあまりないのです。あるのは上手な売り方。
ターゲットに合った販売方法でお客様の気持ちに寄り添うことができれば、商品は勝手に売れていきます。