早期退職したけど、貯金と年金だけでは不安よね
そうだね。年金貰えるまでにまだ7年ほどあるし、今後のこと考えるとしっかり収入の準備をしておかないとね
今回は、早期退職後のマネタイズ戦略についてお話しします。
「早期退職後のマネタイズ戦略」は、早期退職を迷っておられる方や、すでに検討を始めておられる方にとって、参考になる情報です。
なぜなら、50歳半ばを過ぎ早期退職した私でも、しっかり時間をかけて調査・立案し、実践したことにより実際にマネタイズに成功したからです。
こんな人に読んでもらいたい
- 定年まで会社員でいることに疑問を感じている方
- 人に指図されながら働くことにうんざりしてる方
- 自分の力で生きていくことにあこがれを抱いている方
- 退職後の生活に不安を感じ、なかなか決心がつかない方
- 早期退職の準備だけはしておこうと考えている方
- 転職はないので自分で稼ぐ可能性を検討したい
この記事を読むことによって、早期退職後に収入を得る方法がわかり、早期退職の不安が解消します。
早期退職は、人生の一大決心が必要だからね
サラリーマンはうんざりだね。セカンドライフは自分の可能性にかけたいな
早速、早期退職して無職になってもマネタイズできる方法を解説いたしますね。
何を売るかを決める
マネタイズとは、顧客に価値を提供し、代わりお金を頂くもの。
価値は商品にのっけて顧客にお届けするので、どんな商品を売るかを決めておくことはとても大事です。
自分に売れるものはあるのか
「自分に売るものがないなぁ」は、多くの人が抱える悩みです。
結論から申し上げますと、誰でも売ることができるモノはあります。
自分で開発したり、作ったりした商品を売る必要はないのです。
どういうことかというと、企業が作ったモノやサービスをSNSやブログで紹介して売ればいいのです。
何を売るか
- 企業の商品 ←初心者にオススメ!
- 自分が開発、作成したモノ(サービス) ←やや難度高い
どう売るかを決める
では、企業の商品の売り方、自分の商品の売り方を順番に解説しますね
企業の商品の売り方
「企業の商品を売る」、をわかりやすく言うと、「企業が開発、すでに販売している商品をSNSやブログ発信者が紹介し、売れた分だけ紹介料をもらう」ということです。
そのためには商品を売りたい企業とSNSやブログの運営者とをつないでくれるサービスに登録する必要があります。
それは、アフィリエイト※広告サイト(ASP)と言われます(⇒お勧めASPサイト)。
※引用:アフィリエイトとは、インターネット広告手法のひとつで「成果報酬型広告」とも呼ばれます。企業は、商品やサービスを販売する際、マーケティング活動をおこない、商品やサービスを拡販します。そのマーケテイング活動の一つの手法がマーケテイングト広告であるアフィリエイトです。
バリューコマース
つまり、企業側のマーケティング活動をメディア運営者(SNSやブログを運営している私たち)が自分の発信を通じて行うのです。
具体的には、アフィリエイトリンクと呼ばれる商品説明サイトに誘導するリンクをSNSやブログに貼り付けて発信すればOKです。
読者がリンクをクリックして購入すれば紹介料がもらえるしくみね。アクセスされるブログの構築と、つい買いたくなるライティングスキルの習得が重要だね
自分の商品の売り方
企業の商品を売る他に、自分が開発した商品を販売する方法もあります。
自分の商品・サービスを開発するためには、自分のリソース(資金、時間、スキル)を棚卸して何ができそうかを考えます(⇒自分のリソースの棚卸し方法)。
会社員として長年関わってきた業務はとてもいいリソースですね。
例えば、不動産会社にお勤めなら不動産売買の知識、銀行員なら金融の知識、などを自分なりにまとめて商品にしてしまうのです。
自分で売る商品のタイトル例
- 不動産会社勤務30年の私が教える、失敗しない不動産経営
- 元銀行員が暴露。買ってはいけない金融商品
- ヘアサロン勤務20年の私がお勧め 10歳若返るヘアトリートメントの極意
一生懸命、自分のコンテンツを作ったとしてどうやって売ればいいのかな?
おすすめのプラットフォームは、note、Brain、ココナラ、Kindle出版です。
それぞれの特長を表にまとめてみました。
プラットフォーム | 特長 | メリット | デメリット | リンク |
Brain | 比較的高額な情報商材が多い。積極的な売り手が多い印象 | 紹介料を設定して紹介した人に売り上げの一部を提供できる | ギラギラ系で利用者の好き嫌いがある | ⇒ |
note | ブログの様なイメージ。少額~中程度の価格でじっくり売りたい人向け | Amazon アソシエイトだけだが、アフィリエイトリンクが張れる | 認知の方法を持っておかないとプロモーションしにくい | ⇒ |
coconala | 専門性の高情報商材が多い。コンサル、翻訳、デザインなど商品のバリエーションが豊か | 高い専門性のある人は売りやすい。レギュラーからプラチナまで出品者のグレードが設定される | レギュラーステータスだと権威性が低いので売りにくい | ⇒ |
Kindle | 自分で書籍を執筆してAmanonのプットフォームで販売する | 出版社から紙の書籍を出版することと比べ超簡単 | 内容を推敲してくれる人がいないとレベルの低い出版物になってしまう | ⇒ |
私もツイッター初心者向けのトップページ作成サポートを販売しています!
ご興味のある方はどうぞ(⇒ツイッタートップページの作成をお手伝いします)
いま、自分にはスキルがないなぁ、という方も大丈夫。
自分のリソース(資金、時間、スキル)と相談しながらこれから決めていけばいいのです。
ご自身の挑戦や珍しい経験も充分価値あるコンテンツです。
リソース以外にも自分が夢中になれること、人が欲しがるモノであること、は収益を上げるためにとても大事なことです。
自分に売るモノがあるのか、欲しい人がいるのか、考えておくことは大切ですね
自分の商品を作る時には、自分が夢中になれることかどうかも大事だね
マーケットはあるのか
商品やサービスを売る時に重要なのは、世間で興味関心があることがとても重要です。
よく言われているのが、HARM(ハーム)の法則。
人の悩み、課題、関心の大きいテーマです。
HARMの法則
- Health(健康)
- Ambition(野心、野望)
- Relation(関係性)
- Money(お金)
参考:⇒人を操る禁断の文書術
Health(健康)・・・健康、美容、容姿に関することで若い人から歳を重ねた人まで幅ひろいテーマ設定が可能です
Ambition(野心、野望)・・・将来、夢、キャリア構築に関することで若い人の方がニーズがありそうです
Relation(関係性)・・・恋愛、人間関係がテーマ。恋人、会社の人間関係、嫁姑問題など各年齢層によってありそうですね
Money(お金)・・・お金、財産など、これは幅広い年齢層が関心を持つテーマですね
ただ、競合の多い所でまともに戦っても勝ち目はないことは明らか。
個人で戦うときの戦い方があるのです。
個人での戦い方
- ニッチ市場を狙う
- スピードで圧倒する
- ユニークさで勝負する(個人の体験など)
ライバルと差別化ポイント
商品のコンテンツを作る時はすでに公開されている情報を調べることから始まります。
多くのライバルがひしめき合っているところで同じようなコンテンツを出すことは消耗を早めるだけです。
まだライバルが気がついていなこと、少し切り口を変えて狙うのがいいですね。
また、想定顧客を決めておくことも重要。
顧客のにニーズに合わせこむ必要があるからです。
むやみに想定読者層を広げたり関係性が薄かったりすると、買った人に刺さる商品にはなりません。
さらに情報を商品とする時に気をつけないといけないことは、下記の3原則が重要です。
情報の価値3原則
- 確かな情報(公的機関、権威ある団体)
- 又聞きでない一次情報(体験や現場で知ったこと)
- 最新の情報
お勧めなのは、自分で体験したことをコンテンツにすること。
どこにもない一次情報だし、ライバルもなく、経験してすぐコンテンツにすれば最新情報です。
避けたいのは不確かなネット情報を集めてコンテンツ化してしまうことだね。信頼できるかどうかわからないし古い情報かもしれないよ
誰に売るかを決める
マーケテイング用語でいう「ペルソナ(商品を届けたい人物像)」の設定は重要です。
大勢に向けて発言するより、特定の一人に向けて発言する方が、結果、多くの人の心に刺さると言われています。
ですので、商品を作成するときも、できるだけ具体的な人物像を頭に描がき、その人の困りごとに答えてあげるようなコンテンツを作成するのがいいですね。
55歳、子供は独立し今は妻と二人暮らし。大卒で勤続33年。同じ会社で働いてきたバブル世代の中間管理職。つい最近までさらに上のポジションを目指して頑張ってきたけれど今のまま定年を迎えることが周りの状況を見てほぼ決定的にわかった人。部署では最年長、直属の上司は3年若い後輩で、同期の何人かは役員に上り詰めている。転勤族で持ち家はないが親の持ち家が地方にあり、そのうち相続されることになっている。新しいもの好きでインターネットやSNSを使いこなすことができ、アウトプットも積極的。ブログも作ってあるがあまり更新せずマネタイズには成功していない。
45歳、専業主婦。夫と高校生と大学生の子供の4人家族。夫の会社の業績が悪くなってきたみたい。お給料も上がりそうにないしリストラされちゃったらどうしようか不安。もし私が収入を得ることができたら家計の足しになるし、将来の不安も少しはなくなるかも。
ペルソナに起こしてほしい行動
もちろん、自分の販売した商品を買って欲しい。でも一度購入してお終いにはなりたくないですよね。
リピーターになって欲しいし買った人が新しい顧客に勧めてほしい。
そのためには、既存の顧客に自分のファンになってもらうことがとても大事です。
昨今よく言われる「個の時代」。
モノやサービスを買うときには誰から買うかが重要であることを意味します。
コンテンツを買う前に販売者のファンになってもらう施策も考えておく必要があります。
これは大変難しいことではあるので、一朝一夕には実現しません。
twitter、YouTube、Instagramなど互いのプラットフォームで積極的に発信し、販売者の世界観に共感してもらうことが必要です。
それぞれのプラットフォームで共通の軸で発信し、互いにリンクさせて大きな世界観を表現するといいね
早期退職後のマネタイズ戦略①まとめ
まとめ
- 何を売るかを決める・・・自分で開発した商品でなくてもアフィリエイトを使って企業の商品も販売できます
- マーケットはあるのか・・・競合の多いマーケットに参入しても勝ち目はありません。
個人で勝つにはニッチでユニークな情報を圧倒的スピードで世に出すことです - ライバルと差別化ポイント・・・個人で商品を展開している人(ライバル)が増えています。
ライバルの研究とライバルが気がついていない分野を調査するとよい - 誰に売るかを決める・・・大衆向けのコンテンツは結局誰にも刺さらない。
想定読者を一人に絞ってその人の悩みに答えてあげるとよい - ペルソナに起こしてほしい行動・・・商品を買って欲しい、だけではダメ。販売者のファンになってもらうのです。
そのことでリピーターにもなってくれますし、新しい顧客を連れてきてくれます
今回、早期退職後のマネタイズ戦略①、「何を売るかを決める」と「誰に売るかを決める」を解説しました。
次回早期退職後のマネタイズ戦略②では、「どのように売るかを決める」を解説します(⇒早期退職後のマネタイズ戦略②)。