私の将来の夢は、シニア向けのSNSコンサルになることです。シニアの方にSNSを通じて生きがいを感じ取ってもらうことができれば日本がもっと活気に満ちた国になると思うからです。
進む超高齢化社会
日本はすでに高齢化社会。あと十数年で平均年齢が50歳を超える超高齢化社会に突入します(国立社会保障・人口問題研究所HP)。すべてのシニアが生き生きと過ごせる社会であればいいのですが、中には生きがいを失ったり、ただ余生をぼんやり過ごしたりするシニアも増えてくることが心配です。内閣府の60歳以上のシニアを対象としたアンケート調査があります。どんなときに生きがいを感じるか、という設問に対し「子供や孫など家族との団らんの時」や「テレビを見たりラジオを聞いている時」、「友人や知人と食事、雑談をしている時」という回答が多くありました。他方、「仕事に打ち込んでいる時」や「収入があった時」、「若い世代と交流しているとき」と回答したシニアは少ない傾向にありました。
日本のこれから進む方向とは
上の図から分るように、他の先進国、例えば米国は、仕事、収入、若い世代との交流に生きがいを感じるシニアが日本より2~9倍も多く日本と明らかな差がありました。この結果を私なりに解釈すると、日本のシニアに仕事や収入の機会、さらには若い人との交流の場を提供することができればテレビを見るより(テレビを見ることが悪いこととはいいませんが。)、外の世界に積極的に生きがいを探しに出かけるのではないかと思ったのです。
成し遂げたい夢
これから来る超高齢化社会。年金や医療とともに問題になるのが生きがい問題。いつまでも働くことができればいいのですが、定年になり社会との接点がなくなり、どんどん孤立、孤独化していく。そんな状況にならないような社会の仕組みづくりが必要です。どうすればシニアに生きがいを提供できるか。
私は、この課題に対しSNSの利用を勧めたいと思っています。60代、70代、さらには80代の方にSNSを通じ、少しでも社会と繋がるきっかけを提供してあげることができれば日本の未来はもっと明るくなると思うのです。シニアが生き生きと活躍できる世界を創生し、実現したいと思っています。