早期退職研究所

失敗しない早期退職 退職するか会社員を続けるかの境目とは

退職は、人生における一大決心。特に私の場合、30年間も同じ会社に勤めたのですから、なおさら大きな決意が必要でした。

この記事では、私がどのように退職を決意したか、決意できた条件、決意した時の心境について書いていきたいと思います。

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私が退職を決意した理由は、叶えたい夢が見つかったからです。

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だからと言って、退職との間には飛躍がありますよね。別に会社員しながら夢を追ってもいいわけだし。

では、なぜ私が安定している会社員を放り出してまで夢を追ったのか、なぜ退職を決意することができたのか、同じように退職に迷っている方もおられると思いますので記事にしてみました。

夢

まず、結論から申し上げますと、私が退職を決意した理由は、

「頭と体が言うことを聞くうちに夢を叶える行動したかった」

からです。

会社員としての仕事に費やす残りの時間を夢の為に使いたいと考えたのです。

私は今、56歳。幸い体も健康です。若い人の様にはいかないけれど、気力も充実しています。

まだ、新しいことに挑戦するハードルは高くはないと思っています。

今、日本は超高齢化社会に突入し、職場においても高齢化が進んでいます。

定年の延長やシニア活用制度を利用して60歳を超えても普通に働いている方が大勢いらっしゃいます。

会社員として今まで慣れ親しんだ会社でずっと働くことができれば、社会とのつながりや経済的にもゆとりが出て、それはそれで素敵なことだと思います。

しかしながら、私にはそのような働き方に魅力を感じることができなかったのです。

それには次の理由がありました。

働き続けることのリスク

  • 会社員である以上、人の管理下で働くことになる
  • 引退まで会社という狭い世界がすべて
  • 65歳で引退したとしても、その年から何かを始めるには体力的に少しつらい

私が下した決断は、まだ体が動くうちに、新しい挑戦をすることでした。

挑戦することの不安とは

もちろん退職することで、失うものはあります。

退職で失うもの

  • 経済的安定
  • 社会とのつながり
  • 会社員というステータス、信用

私は、退職を考えて決意するまでに8か月、決意してから実際に退職するまで9か月、トータル1年半ほどかけたのです。

この期間に考え抜き、準備し、行動できることは行動し、必要な情報をできるだけ集めました。

今回の退職は、私の慎重な性格も手伝って、かなり周到であったと思います。

考え抜いた結果、失うことよりも挑戦することが、たとえ失敗したとしても選択としては正しいと確信したのです。

経済的不安の解消

経済的不安は、退職を決意する時に一番考慮すべきことでした。毎月決まった日に支給されていたお給料がなくなるのですから。

私の場合、経済的観点から幸運にも3つ程有利なポイントがありました。

幸運だったポイント

  • 会社員としてすでに30年間働いていたこと
  • 転勤が多く、社宅(借り上げ含む)を利用していたので住居費のサポートを得られていた※
  • 子供のいない夫婦で教育費がまったくかかっていない

※私の会社では、社宅を8年間利用できるのですが、転勤により住所が変わるとそこから新たにカウントされるシステムでした

私のような恵まれた条件は、少数派かもしれません。

でも恵まれた条件をすでに保有しているのにもかかわらず、会社に愚痴を言いながらなんとなく定年までお勤めされている方も多いのではないでしょうか。

社会とのつながり

会社員でいると名刺一枚で信用度を証明することができますので、いちいち身分を説明する必要もなく、スムーズに事が運びやすいですね。

会社員でいると気がつくことはないですが、名刺のチカラは絶大です。

それもそのはず、会社は、個人では成し遂げられない大きなミッションを集団で達成する組織。

なんとしても解決したい課題を抱えた人にとって、集団で解決してくれる企業への期待は個人よりずっと大きくなるのは当然です。

頼られる存在は、社会への帰属意識が高まります。

帰属意識は、存在価値。

社会から必要とされている実感はここから湧き出します。

でも、30年働いて(今更ですが)、気がついたのです。

社会から必要とされているのは誰?

会社員というステータス

私は本当に社会から必要とされているのか?

根本的な疑問を持つようになりました。

名刺一枚で、進行するお取引先との商談。

ひっきりなしにかかってくる電話。

実は、社会と繋がっているのは会社と会社なんですね。

個人が繋がっているわけではないのです。

私に連絡をしてくる方は私個人の見解を求めているのではなくて会社の意見。

他人(会社)の信用を自分への信用と勘違していたのです。

自分から会社を除くと何が残るか。

自問したら、何も残らないことに気がつき、唖然としたのです。

挑戦して得られると思ったこと

会社の平均寿命は24年弱だそうです(東京商工リサーチ調べ2021年)。

つまり、新卒で入社して30年間同じ会社で勤務することができる方が少数派ということになります。

公務員でない限り、企業に入社して会社の信用で働くことのリスクにはしっかり備えておかなければいけない時代になっているのですね。

リスクに備える

リスクに備えるって、どういうことでしょうか。

それは、「個人で稼ぐ力をつける」こと。これにつきます。

個人で信用を勝ち取り、マーケティングを習得し、個人で価値提供することができれば会社の信用を傘に着て過ごす必要はありません。

私の夢は、「シニア向けのSNSコンサルになること」SNSは、主にtwitterを考えています。

そのために以下の目標を設定中です。

目標(夢を叶えるために必要な実績)

  • twitterで万垢(10,000人以上のフォロワーを獲得すること)になる
  • 自分が体験してきたノウハウを全て言語化しておく
  • 集客、マーケティング、文書力のスキルを獲得する

夢は、できるだけ解像度高く、目標設定のみならず進捗管理も必要です。

これからはチームでなく個人で達成していかなければいけません。

自己管理と強い意志、そして信念が問われることになるでしょう。

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